キリスト教の聖地として世界的に有名なサンティアゴ・デ・コンポステーラは、古くからキリスト教徒にとって三大巡礼地としてとても有名な教会です。
大聖堂の下には、イエスの十二使徒であった聖ヤコブ(サンチャゴ)の墓があるとされ、聖なる巡礼地として多くの人々の祈りの地になりました。
聖ヤコブはイエス・キリストの十二使徒の中の1人で、信仰に命を捧げた最初の殉教者であり、キリスト教国に住む人々の守護聖人とされています。
今から1200年程前、隠者ペラギウスが天使のお告げによって、「聖ヤコブの眠る墓」の存在を伝えられたといいます。
聖ヤコブの墓は異国民の侵入により、長い間、存在場所が不明になっていました。
隠者ペラギウスが天使からお告げを受けた後、信者達がある洞窟の真上にひとつだけ輝きを放つ、大きな星を見つけました。
その星に導かれるように近づいていくと、星の真下にある真っ暗な洞窟の中に、かつて失われた、聖ヤコブの埋葬された墓を発見したのです。
天使のお告げと星により発見されたことから、教会周辺の町はコンポ(広場)ステラ(星)、「星の広場」と呼ばれています。
今でも世界中から巡礼者たちが訪れ、サンチャゴ・デ・コンポステーラに続く道は星の巡礼路とも呼ばれ、多くの人々の祈りの道として歴史を刻んでいます。
この巡礼地を題材にした世界的ベストセラー小説に、パウロ・コエーリョの『星の巡礼』がありますね。
宗教色が強く、やや幻想的な作品ですが、深みのある普遍的なメッセージが素敵な言葉でさりげなく織り交ざられいて、魅力的な作品だと思います。
これまでも、聖フランチェスコやカタリ派の最後の拠点など、キリスト教色の強いスピリチュアルスポットをいくつかご紹介してきました。
各派の教義の詳細な違いよりも、その場所で起こった出来事、当時の人達がどのような思いを寄せていたのか、という部分に心を寄り添ってみるだけで、大きな気づきやパワーを貰えると思います。
フランチェスコの清貧は資本主義社会の現代において、尊さが際立つ反面、問題も多くありますよね。
昔の人々、聖人の偉業から色々なことを自然に考察させてくれるのも、歴史的なパワースポットや小説の魅力だと感じます。
以下は私が好きな宗教色が強く、テーマが普遍的な小説です。
秋の夜長、リラックスしながら、精神世界への探求を楽しんでみてはいかがでしょうか(^ω^)p
キリスト教色の強いおすすめの名作小説
【薔薇の名前】
イタリア人作家、ウンベルト・エーコ著の世界的ベストセラー小説。
難解なミステリーの中に、宗教、哲学、社会情勢、心理といった現在にも通じる普遍的なテーマが奥の深い台詞の中に散りばめられています。
無知と貧困、宗教と笑い、純粋さと狂気など、鋭い真理を突くメッセージが、記号論に絶妙に織り込まれながら中世を舞台にしたミステリー作品としてまとまっています。
中世時代のキリスト教色が非常に強いですが、詳細部分を読み飛ばしても十分楽しめると思います。
【アルケミスト―夢を旅した少年 (角川文庫―角川文庫ソフィア)】
パウロ・コエーリョのもっとも代表的なベストセラー作品。
内容がわかりやすく、すんなり心に入ってきます。
以前テレビ番組で、この作品が大好きな中山美穂さんが主人公、サンチャゴが旅した経路を実際に辿りながら、作者のパウロ・コエーリョさんに巡りあう旅をされていました。
本屋に並ぶ、自己啓発者や心理学の本はとてもストレートでわかりやすいですが、
自分でメッセージを紐解いてゆく・・というスタイルで楽しめる、このような小説もとてもおもしろいと思います☆
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